西暦30世紀の世界。魔法が当然のように存在するこの世界で、100年前に勃発した人類と魔王の大戦争は多くの犠牲を払いながらも人類の勝利で終結し、大きく傷付いた文明の傷も癒えようとしていた。
そんな折、1人の魔女が生後間もない乳飲み子をコ=ロ神教会の前へ置いて姿を消した。
10年後、教会に引き取られたその子供は「紗伊阿九斗」という名を与えられて孤児院で育てられる。
5年後、阿九斗はコンスタン魔術学院高等部への編入試験に合格し、養父の元を離れることになった。
その後に受けた健康診断の職業適性審査で、全く予想していなかったことを告げられてしまう。
「編入番号021番・紗伊阿九斗。将来の職業、魔王」
その日から、学院を卒業するまで続く阿九斗の「魔王になる運命を克服する試練」が始まるのであった。
≪いちばんうしろの大魔王の公式ホームページ≫
原作 |
水城正太郎 |
監督 |
渡部高志 |
脚本 |
吉岡たかを |
音楽 |
加藤達也 |
キャラクターデザイン |
小林利充 |
アニメーション制作 |
アートランド |
放送期間 |
2010年4月〜6月 |
話数 |
全12話 |
感想
基本的には魔王と女の子の恋がらみの話。最初の方は神アニメだと思ったが、最終回にかけてのシリアス回が超展開過ぎてついていけなかったw
ホントに最初の方はかなりテンポとかもよくて、軽快で面白かった。ただ、絢子があまりのおっぱいキャラというかなんか狙いすぎてて微妙だったw
このアニメはキャラが好きだった。阿九斗は始めの方こそただのヘタレだったが、最終回になるにつれてなんか顔までイケメンになっていった気がするw
魔法は基本的に困った時に魔法のせいにしとこうみたいな感じだったwまぁ、最近のアニメにしては主人公が始めから最強っていうのが俺的には新鮮で良かった。
ただ、ひたすらにコロネは可愛かった。もうコロネに尽きる。コロネがいるだけでもはやこのアニメは面白いwそしてお色気もコロネ一人で十分だったwとにかくキャラはいい。
残念だったところは、突然シリアス展開に移行したと思ったら、そのまま何の説明もなしにものすごいスピードで解決したこと。正直何がなんなのかさっぱりわからなかったw
それ以外は、ドタバタ学園コメディーみたいな感じでほのぼの見てられた。戦闘もほぼ阿九斗が蹂躙するだけなので、それもそれでなかなか乙な感じだった。
一話目に乳首を出すという挑戦的なアニメで、とってもよかった。エロいだけのアニメは嫌いだけど、このアニメなら許せる感じでした。
キャラクター紹介
|
紗伊阿九斗 (cv近藤隆)
本作主人公。主人公っぽい主人公で俺的には結構高評価な主人公。エロに対するヘタレはなかなかだが、戦闘の強さはハンパない。
本当に最近のラノベ原作作品にしては主人公っぽくて、安心できる。ただ、こいつはひたすらにまじめすぎるw一瞬もボケようとしない。
どうやら誤解を受けやすい体質らしく、だいたいアクトの目指す逆の方向に事態は悪化していく。そういう才能は秀逸w
まぁ、おれは、ころねと同棲生活してるのがすごく羨ましくて、このエロを避ける態度を見てると、おれと変われ!って言いたくなるw
|
|
曽我けーな (cv豊崎愛生)
天然少女みたいな感じを出しているが、実は全部わかってるんじゃないかとも思わせる、いわば不思議ちゃん。
かなりマイペースなので会話が成立しないことがしばしばあるw都合が悪くなると浮遊魔法で逃走する癖があり、透明になると裸になるw
魔法に関しては落ちこぼれクラスだが、お米の好きさは世界一といってもいいほど。お米の具をお米にするほどお米が好きな子。
アクトが大好きで勝手に部屋に入ってお米を炊いている。もはや迷惑な奴過ぎてうざいんじゃないかとも思えてくるが、なんか憎めないw
|
|
ころね (cv悠木碧)
ころねは、人間じゃなくてリラダンっていうアンドロイドらしい。一応、感情のないロボットみたいなっ設定になっている。
しかし、ころねはかわいい。いやもうひたすらかわいいwアクトをからかってるところとか、若干しんみりしてみたり、喜ばせようとしたり…
とにかく、おれはこの作品でダントツに好きなキャラ。無表情ながらもなんかいろいろ感情が伝わってくるところはあおちゃんの演技のおかげか。
人をからかうのが好きで悪気はないが結構人を傷つけることがあるが、ころねなら何してもいいよw表裏がないしすごくストレートなキャラなところが最高!
|
|
服部絢子 (cv日笠陽子)
表情やら色々と豊かな汚れ役キャラw一話から既にもう身ぐるみやらなんやら全部なくなって、勝手に全裸になっていたw
担当としては、咬ませ犬、サービス用、ツンデレ、トラブル起こす用、フンドシ…などなどたくさんあるがそれをうまくこなすひよっちがよかった。
特技は、自分で騒ぎを起こして、全裸で失神することw本人いわく結構あるらしいwこの作品で唯一のツンデレでなんか逆に新鮮w
最初のりりしい姿はただのフリでしたね。やっぱりなんだかんだでツンデレキャラっていうのは、必要なんだよね。
|
|
江藤不二子 (cv伊藤静)
女子寮の寮長を務めていて、みんなからは才色兼備で通っており、かなり人気な先輩。黒魔術とかを得意としている。
この人といえば一番キャラ崩壊がひどかったwもはや何キャラかわからないほどにぶっ壊れたw腹黒キャラかと思ったらそれだけじゃ足りなかったらしいw
どうやらこの人は野望も大きいがキャラ変に対する意識も大きいらしいw伊藤静がこんな高飛車な感じでぶっ壊れてんのが最高にいい。
実力的にはなかなかすごいっぽいがどうにもあほっぽく見えてしょうがない。まぁ、でも結局は健気な少女なんですよね。そこが可愛いよ。
|
|
リリィ白石 (cv広橋涼)
生徒会長やってるひと。帽子を裏返すと力の制御が外れるらしい。まぁ、そんな設定全く知らなかったけど…w
正直、この人本編に必要あったのか、全然わからないw一瞬、一緒に行動するのかと思ったら、そういうわけでもなかったし…なんだったんだろう。
ちなみに魔法とか戦闘に関してはかなり強そう。ネーミングセンスに関しては皆無だが、その通りだなーと思う技名であることは確か。
取り巻きの生徒会のやつどものしゃべり方がかなり気になるが、まぁ、みんな変な奴だよね、あんまり描かれてないからわからないけど。
|
|
三輪寛 (cv代永翼)
なんかよくあるアニメにいそうな主人公っぽいやつ。ヘタレだがここぞという時にかっこいい、そんなやつ。後半に近づくほどイケメンになるw
基本的にアクトについていく金魚のフン的なキャラだが、信念の強さはなかなかあり、力を手に入れた時はアクトに匹敵するほどのカッコ良さを発揮する。
こいつの話が中心になるときは、だいたいがちょっと切ない感じの話になる。まぁ、つまりこいつが残念な奴ってことなんだろうな。
主人公じゃないくせに、フラグを立てるという素晴らしい実力は持っている。きっと隠された力があるんだろうw
|
音楽